さとうのお道具紹介コーナー(その1) [ミニチュアゲーム]
Warmachineの大会とクラブチームの例会が終わり、ミニチュア製作もほんのちょっと一区切りな感じなので、ページ埋めに私が日常使用しているツール類やペイント道具などを紹介するコーナーをつくりましたw。
まぁ、道具自慢をするひとにロクなのはいないとか、道具の紹介自体に果たして意味はあるのか、とかいろいろ思うわけですけれど、私自身、人様の使っているツールにはひとかたらならぬ興味があるので、もしかしたらおもしろがって見てくださる人がいらっしゃるかもしれないと考えて、紹介する次第です。
というわけで、まずは切断関係のツールを
プラキットでもメタルミニチュアのパーツでも、切断という作業は必須ですが、私は主にニッパー、デザインナイフ、およびホビー用のこぎりを常用しております。
ニッパーはプラパーツにはタミヤのものが刃が薄くて使いやすいのですが、これは金属を切ると一発でダメになるので、ホワイトメタルや細い(0.5ミリ以下)の真鍮線の切断には、ゲームズワークショップのホビーセンターで買ったスターターバンドルで手に入れた、ホビースターターセットに入っていたCitadelのニッパーを使っています。
デザインナイフの使用目的はさまざまですが、私が持っているのはオルファのデザインナイフプロ、エクザクト、およびホビーセンターのくじ引きでゲットしたCitadelの旧版ホビーナイフです。
Citadelのホビーナイフは現在はエクザクト製ですが、旧版はスワンモートン製なので、偶然3社のナイフを使い分けることとなってしまいましたw。私のエクザクトのナイフは中学生のころから持っているもので、刃が古いのでプラパーツのパーティングライン消しにほぼ特化しております。デザインナイフはパーティングライン消しに使うとすぐなまくらになるので、交換が面倒でこういうことにw。で、スワンモートンとオルファは刃の形状を変えて状況に応じて使い分けてます。
のこぎりは太いプラパーツやホワイトメタルの切断に活躍しております。刃の薄いものを見つけるのに少し苦労しましたが、考えてみれば素直にCitadel製を使えばよかったかもしれません。
Pカッターはタミヤ製。プラバンの切断に使うツールですが、ヤスリ掛けで消えてしまったモールドの復活にもデザインナイフとともに活躍中。
続いてヤスリ関係を
もちろん耐水ペーパーを使うことも多いのですが、ミニチュアゲームに関するかぎり、プラでもメタルでも、私が削りに用いるのは主に金属ヤスリです。以前、イギリスのプロモデラーが書いた模型入門書に「ヤスリはスイスのバローベがベスト」とあったので、ほとんど信仰心のような感じで同社の製品を使用しています。たしかに切れ味は鋭く、きちんと手入れをすれば長持ちします。1本1500円前後とそれなりに高価ですが。
ヤスリの形状は、メタル部品のパーティングライン消しには甲丸と呼ばれるカマボコ型を、プラパーツのゲート処理には平型、その他の加工には平型、三角、丸を使い分けてます。三角や丸はドリルで空けた穴を広げるのにも重宝しております。
右側の2本のヤスリはタミヤが発売しているモデリングファイルとダイヤモンドファイル。大面積のプラパーツの切削が必要なときや、エッチングパーツの加工に使います。
場合によっては画面右端の電動リューターを使うのですが、最近故障してスピード調節ができなくなってしまいました(常に最高速状態w)。メーカーに問い合わせると購入価格の6割近い修理費がかかることがわかり、保留状態w。エナメル塗料の撹拌にも大活躍のリューターですが、その場合は低速必須なので、スピード調節不能だとこれもできなくて困ってます。
メタルパーツに真鍮線を通すのをはじめ、ミニチュアの銃口の開口など、なくてはならないピンバイスは3種類。ドリルの太さに応じて使い分けています。Citadel製のピンバイスは回しやすいのですが、軸の固定部分が若干柔らかく、ゆがむことがあるので最近あまり使わなくなりました。
ピンバイスで正確な位置に穴を空けるために、ガイドとして小型の千枚通しを使っています。これで小さな印をつけると、ドリルの刃がずれにくくなります。この千枚通しはエポキシパテを使うとき、スパチュラとしても活躍しています。
画面上のラジオペンチはメタルパーツの曲げ加工や、比較的太い(1mm以上)真鍮線の切断に使います。その上のプライヤーは作業時のパーツの固定のほか、開かなくなった瞬間接着剤のフタをこじ開けるのに大活躍w。
画面左端のマグライトは、床に落ちたパーツを探すのに使っておりますw。
次回は、接着剤関係と、普段あまり使わないツールを紹介しようと思っております。ツール類についてなにか疑問点などございましたら、お気軽にコメントつけてくださいませ。
まぁ、道具自慢をするひとにロクなのはいないとか、道具の紹介自体に果たして意味はあるのか、とかいろいろ思うわけですけれど、私自身、人様の使っているツールにはひとかたらならぬ興味があるので、もしかしたらおもしろがって見てくださる人がいらっしゃるかもしれないと考えて、紹介する次第です。
というわけで、まずは切断関係のツールを
プラキットでもメタルミニチュアのパーツでも、切断という作業は必須ですが、私は主にニッパー、デザインナイフ、およびホビー用のこぎりを常用しております。
ニッパーはプラパーツにはタミヤのものが刃が薄くて使いやすいのですが、これは金属を切ると一発でダメになるので、ホワイトメタルや細い(0.5ミリ以下)の真鍮線の切断には、ゲームズワークショップのホビーセンターで買ったスターターバンドルで手に入れた、ホビースターターセットに入っていたCitadelのニッパーを使っています。
デザインナイフの使用目的はさまざまですが、私が持っているのはオルファのデザインナイフプロ、エクザクト、およびホビーセンターのくじ引きでゲットしたCitadelの旧版ホビーナイフです。
Citadelのホビーナイフは現在はエクザクト製ですが、旧版はスワンモートン製なので、偶然3社のナイフを使い分けることとなってしまいましたw。私のエクザクトのナイフは中学生のころから持っているもので、刃が古いのでプラパーツのパーティングライン消しにほぼ特化しております。デザインナイフはパーティングライン消しに使うとすぐなまくらになるので、交換が面倒でこういうことにw。で、スワンモートンとオルファは刃の形状を変えて状況に応じて使い分けてます。
のこぎりは太いプラパーツやホワイトメタルの切断に活躍しております。刃の薄いものを見つけるのに少し苦労しましたが、考えてみれば素直にCitadel製を使えばよかったかもしれません。
Pカッターはタミヤ製。プラバンの切断に使うツールですが、ヤスリ掛けで消えてしまったモールドの復活にもデザインナイフとともに活躍中。
続いてヤスリ関係を
もちろん耐水ペーパーを使うことも多いのですが、ミニチュアゲームに関するかぎり、プラでもメタルでも、私が削りに用いるのは主に金属ヤスリです。以前、イギリスのプロモデラーが書いた模型入門書に「ヤスリはスイスのバローベがベスト」とあったので、ほとんど信仰心のような感じで同社の製品を使用しています。たしかに切れ味は鋭く、きちんと手入れをすれば長持ちします。1本1500円前後とそれなりに高価ですが。
ヤスリの形状は、メタル部品のパーティングライン消しには甲丸と呼ばれるカマボコ型を、プラパーツのゲート処理には平型、その他の加工には平型、三角、丸を使い分けてます。三角や丸はドリルで空けた穴を広げるのにも重宝しております。
右側の2本のヤスリはタミヤが発売しているモデリングファイルとダイヤモンドファイル。大面積のプラパーツの切削が必要なときや、エッチングパーツの加工に使います。
場合によっては画面右端の電動リューターを使うのですが、最近故障してスピード調節ができなくなってしまいました(常に最高速状態w)。メーカーに問い合わせると購入価格の6割近い修理費がかかることがわかり、保留状態w。エナメル塗料の撹拌にも大活躍のリューターですが、その場合は低速必須なので、スピード調節不能だとこれもできなくて困ってます。
メタルパーツに真鍮線を通すのをはじめ、ミニチュアの銃口の開口など、なくてはならないピンバイスは3種類。ドリルの太さに応じて使い分けています。Citadel製のピンバイスは回しやすいのですが、軸の固定部分が若干柔らかく、ゆがむことがあるので最近あまり使わなくなりました。
ピンバイスで正確な位置に穴を空けるために、ガイドとして小型の千枚通しを使っています。これで小さな印をつけると、ドリルの刃がずれにくくなります。この千枚通しはエポキシパテを使うとき、スパチュラとしても活躍しています。
画面上のラジオペンチはメタルパーツの曲げ加工や、比較的太い(1mm以上)真鍮線の切断に使います。その上のプライヤーは作業時のパーツの固定のほか、開かなくなった瞬間接着剤のフタをこじ開けるのに大活躍w。
画面左端のマグライトは、床に落ちたパーツを探すのに使っておりますw。
次回は、接着剤関係と、普段あまり使わないツールを紹介しようと思っております。ツール類についてなにか疑問点などございましたら、お気軽にコメントつけてくださいませ。
以前、HCのパーティーでお会いしたことがあるのですが、
改めてまいくろたいがーと申します。
今後ともよろしくお願い致します。
実はわたくしは趣味人の皆様の道具に関心があります。
ぜひとも道具連載いただけますようお願い致します。
by まいくろたいがー (2009-07-23 21:44)
>>まいくろたいがーさん
いらっしゃいませー。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
ツール関係の紹介は続ける予定です。楽しんでいただけるかどうかはわかりませんが、よろしくお願いしますー。
とりあえず比較的大雑把な紹介になるかと思いますので、もし特定のツールやその使い方について「ここをより詳しく」といった点がございましたら、遠慮なくご指摘くださいませ。
by t-satoh (2009-07-24 08:36)