SSブログ

ウォーハンマーチームリーグ3000ptタッグマッチ [ウォーハンマー]

去る8月16日に、ウォーハンマーチームリーグの一戦として行われた
3000ptタッグマッチに参加してきました。
対戦は私がお世話になっている練馬のクラブチームで結成した
Light Alliance of White Raddish(大根の光同盟) vs
BlackBeared BanditsさんのチームBandits
で行われました。
編成はLAOWRがハイエルフ(Sinさん)、ウッドエルフ(スノットさん)、ブレトニア(私)各1000pt、
チームBanditsがハイエルフ(灰色猫さん)、ドワーフ(天さん)、エンパイア(usiさん)各1000ptです。

戦場は、敵対するハイエルフ勢力の間に位置する、二つの塔に挟まれた辺境の渓谷。
この地はかつても激しい戦いの舞台となったところのようです(重要な地形)。
一方のハイエルフ軍団には、ドワーフとエンパイアという東の大国が、
もう一方にはウッドエルフとブレトニアという西の勢力が味方についている、
という感じでしょうか。
写真は地形および初期配置が終わった時点です。

080816P001.JPG
右側がLAOWRの軍勢、左側がチームBanditsです。
LAOWR軍は両翼にハイエルフのボルトスロワーと
ウッドエルフのワイルドライダー&ドライアド各1ユニットを配し、
右翼をハイエルフ軍の歩兵で守りを固めつつ、
左翼にブレトニア全軍&ハイエルフアーチャー、
そしてウッドエルフのウォーホークライダーという主力を集中しています。

対するチームBandits軍は、戦線正面にウォーマシーン5台をずらりと並べ、
その背後にドワーフとエンパイアの歩兵さらにハイエルフ軍のホワイトライオンが整列、
右翼にエンパイア軍の軽重それぞれの騎兵が陣取っています。
我が軍の作戦は、敵ウォーマシーンおよび頑強なドワーフ歩兵への正面突撃を避け、
地形的に中央から分断されている自軍左翼に主力の機動部隊を集中して、
敵騎兵を撃破しつつ背後へ回り込むというものでした。

序盤は、まず両軍のハイエルフアーチャーによる互いの自軍左翼に位置する塔の占拠と、
ウォーマシーンによる砲撃の応酬で始まりました。
互いに脅威と感じていたエンパイア軍のグレートキャノンとブレトニア・トレビュシェは、
激しい砲撃戦を展開、最初に命中弾を得たのはグレートキャノンでしたが、
トレビュシェは本体への1ダメージとクルー1名の損失でこれをかわし、
続く2ターンでグレートキャノンの破壊に成功。
強敵を葬ったトレビュシェは最終ターンまでミスファイアを起こすこともなく、
強力な砲撃支援を提供することができたので、大満足です^^。

080816p007.JPG
中盤は、ワイルドライダー1部隊が中央を牽制する一方、
左翼を先行するワイルドライダー、ウォーホークライダー、そしてドライアドが、
エンパイアの騎兵部隊に攻撃を仕掛け、ピストラーは退却、
エンパイアナイトはドライアドへの恐怖チェックに失敗し敗走。
これで進撃路が開いたブレトニアのペガサスナイトを含む3の騎兵部隊が
敵右翼陣地に殺到します。
これに対してBandits軍は地下を掘り進んでいたドワーフマイナーが
左翼の塔付近に出現し、ブレトニアナイトの行進移動を妨害、
さらにトレビュシェとアーチャーに脅威を与えます。
一方、右翼ではもうひとつのドライアドとハイエルフスピアマンが
敵のライオンチャリオットを撃破、アーチャーを塔からあぶり出します。
Bandits軍はホワイトライオンを手薄になった自軍右翼へ送りつつ、ロケットバッテリー、
ボルトスロワー、オルガンガンの猛射でLAOWR軍の進撃阻止を試みます。
特に強烈だったのがブレトニアのナイトオブレルムに対する砲撃で、
最左翼を前進中だったレルムは一撃で7騎中4騎を失う大損害を出してしまいました。
しかしかろうじてパニックテストをパスした彼らはそのまま進撃を続行。
戦いは終盤戦へと突入します。

080816P009.JPG
敵騎兵を退却させたウッドエルフ部隊と、それに続くペガサスナイトは、
敵軍のロケットバッテリーとボルトスロワーを破壊し、敵陣後方への突破を成功させます。
これに対してBandits軍は敗走中のエンパイアナイトが再集結に失敗して
戦場外へ逃走してしまいます。ピストラーはぎりぎりのところで戦線に復帰。
LAOWR軍は戦線を支えるために投入された敵ホワイトライオンに対し、
キャラクターを含めて3騎にまで減少したナイトオブレルムと、ジェネラルを含む6騎のナイトエラントで突撃、
強靭な精神力を持つホワイトライオンを相手に、激戦を演じます。
一方、右翼ではエンパイアのウィザードが強力な魔法で我が軍のハイエルフ歩兵2ユニットとドライアドに
壊滅的打撃を与え、さらに中央ではオルガンガンを破壊した勢いでドワーフ歩兵に突撃した
ワイルドライダーとドライアドが返り討ちにあい、敗走してしまいました。

最終的に、LAOWR軍は右翼と中央がほぼ壊滅したかわりに、
左翼で突破を成功させて、ホワイトライオンを全滅、ピストラーを半壊させたところで、
両軍が停戦に合意(つまり最終ターン終了w)。戦いは終わりを告げました。
多大な損害を被ったLAOWR軍ではありましたが、戦場の半分を支配していたことと、
ポイントの高いナイト部隊がレルムとバトルスタンダードの半壊を除きほぼ無傷だったこと、
などにより約800点差の辛勝を獲得しました。

080816p012.JPG
会戦後、講和会議に臨むため両軍の6人の大将が集合しました^^。

戦いのポイントとなったのは、敵ウォーマシーンによる損害が壊滅的でなかったことと、
勝利できたこと、左翼で戦力的に優位に立てたことかな、と思います。
それにしても、左翼に全軍を集中していた私は、
終盤突然に中央と右翼で味方が大損害を被ったことに動揺してしまいました。
なにか私だけ悠々と戦わせてもらったような気がして、ちょっと申し訳なく思った次第です。

3000ptバトルは、戦場の複数箇所で決戦が生起するゲームとなり、とてもエキサイティングです。
まだ私一人で3000ptアーミーをコントロールする自信はありませんが、
チームメイトの方々のすばらしいアドバイスもあって、とても楽しいゲームを満喫できました。
チームBanditsのみなさんもとても気さくで、痺れるような激戦を和気藹々と楽しめました。
みなさん、ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(2) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 6

gekkou

矢印の解説が解りやすくて良いです。
by gekkou (2008-08-18 00:26) 

t-satoh

>>月光さん
コメントありがとうございますー。
なるべく戦況をわかりやすくお伝えすべく、いろいろ考えておりますが、
今後も、矢印などマーカー類の使用など、もっと精進したいと思います。

ちなみに私はこの戦いを「ヨーノウ峠の戦い」と(勝手に)命名しました。
ヨーノウ峠は、二つのハイエルフ勢力が間に位置する戦略的に重要な地点ですが、実はここにドワーフが鉱山を建設しようとしていたことが発覚。
これを牽制しようとシャークジー地方のハイエルフが部隊を送り込み、
これを非武装地帯での協定違反と怒った敵対するハイエルフが出陣し、
戦いが起こったのです(w)。
会戦の結果、ドワーフ陣営は退却し鉱山開発を中止することに、
シャークジーのハイエルフも峠から兵を引くことで合意したのでした。
この戦いで戦死したドレビュシェを操作していた農民兵の家族には、
その功績を称えて、銅貨1枚と綿の布地が贈られたそうです^^;。

by t-satoh (2008-08-18 03:09) 

天

土曜日は愉しい対戦をエンジョイさせて頂き感謝デス!
更に素敵な背景設定を拝見させて貰えて大満足デスヨ^^
あの戦いでドワーフ的には中盤でオルガンがペガサスに向けての
射撃で8発ヒット中1ダメージしか入らなかったのが痛かったナ^^;
あとマイナーは迷わずトレビシュに猪突が正解だったカモ?
チームリーグ戦はもう1回出来ますから、マタマタ機会を作って
リベンジしちゃいマスヨ♪
by 天 (2008-08-18 08:44) 

t-satoh

>>天さん
土曜日はお誘いありがとうございました。
準備その他、ほんとうにおつかれさまでした。おかげでとても楽しい時間を過ごすことができましたですー。

私たちも帰り道、中盤のウォーマシーンによる損害が比較的軽微で、助かったですね、と話していましたです。
マイナーも確かに、ナイトの行進移動を妨害した後は、アーチャーとの小競り合いに終始してしまった感はあるかもしれないですね。
私はトレビュシェに突っ込んでくると思っていたので、アーチャーだけで守るべきか、放置するか悩んでおりました。もっと早い段階だったらペガサスを呼び戻す誘惑に駆られていたかもしれないですね。
それとウォーマシーンが多いアーミーは、それを同時に配置しないといけないので、必然的に先に配置を終わってしまいがちで、序盤の主導権を渡してしまうことが多いのかな、と思った次第です。

ともあれ、我が愛するトレビュシェをとにもかくにも撃たせてくださって、ありがとうございました。次はこうはいかないでしょうねー^^;
それでも、また対戦、よろしくお願いしますー。

by t-satoh (2008-08-18 12:14) 

スノット

先日はお疲れ様でした。
矢印を多用したレポート、非常に解りやすくて良いですね。
以前に図面でレポートを作った事が有りますが、細かな寸法を記録するわけにも行かないので、写真の方が良さそうですね。

追伸
トレビュシェの操員が淑女の元に召される事を祈ります。

by スノット (2008-08-19 23:31) 

t-satoh

>>スノットさん
ありがとうございますー。
確かにユニットの機動まで記録するのは難しいですね。
写真に移動経路だけおおまかに記入するというのが、
わかりやすいかな、と思って試してみました。
欲をいえば、個々のユニット同士の射撃や白兵戦の
出目や結果を記録しておけば、とは思いますが、それも面倒ですよね。
ユニットに記号をつけたり、重要な白兵戦をクローズアップするなど、
まだ改善の余地はあると思うので、今後も精進しますー。
by t-satoh (2008-08-20 04:02) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。